自動車株価は全面安、利上げ観測を受けた円高進行を嫌気

トヨタ・タコマ(北米むけ)
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1日の日経平均株価は前週末比950円63銭安の4万9303円28銭と5日ぶりに反落。先週末にかけて上昇したとあって、利益確定の売りが拡大。日銀の利上げに対する観測も重しとなり、下げ幅は一時1000円強に達した。

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先週末のニューヨークダウは289ドル高の4万7716ドルと5日続伸。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測を支えに主力株への買いが続いた。

ハイテク株主体の米ナスダック市場も5日続伸。電気自動車のテスラは0.84%高。

外国為替市場で円相場は1ドル=155円台半ばへ上昇。日銀の12月利上げに対する観測から日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが活発化した。

為替円高を嫌気し、自動車株は全面安。

トヨタ自動車が51円安の3082円と3日続落。日野自動車、日産自動車、ホンダがさえない。

《山口邦夫》

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