【ジュネーブモーターショー10】ピニンファリーナ、次期アルファ スパイダー を提案

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ピニンファリーナ 2uettottanta
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イタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナは2日、ジュネーブモーターショーにおいて、『2uettottanta』を公開した。次期アルファロメオ『スパイダー』を示唆するコンセプトカーだ。

このコンセプトカーは、ピニンファリーナの創立80周年と、アルファロメオの創立100周年を記念するモデルとして企画。アルファロメオの車台をベースに開発された2シーターオープンだ。

車名の2uettottantaとは、ピニンファリーナがデザインし、アルファロメオの名車として有名な1966年デビューの『1600スパイダー・デュエット』(Duetto)に由来するもの。2uettottantaはアルファロメオとピニンファリーナの長期に渡るパートナーシップが生んだスパイダーの歴史に、新たな1ページを刻むべくデザインされた。

そのルックスは、1966年登場の初代スパイダーを、現代流にアレンジしたような雰囲気。ボディ全体がシンプルな水平基調のラインで構成されており、フロントにはアルファの盾形グリルと特徴的なLEDヘッドライトが配されている。

ボディサイズは、全長4213×全幅1797×全高1280mm、ホイールベース2500mm。1600スパイダー・デュエット(全長4250×全幅1630×全高1290mm)と比較すると、全幅を除いて、ほぼ同一サイズで設計されていることが分かる。

エンジンは、アルファロメオ最新の1750cc直列4気筒ガソリンターボ。1600スパイダー・デュエットは1967年、エンジンを1570cc直列4気筒(109ps)から1779cc直列4気筒(119ps)に変更し、『1750スパイダー・ヴェローチェ』を名乗るが、この1750スパイダーの車名にちなんだエンジンが、2uettottantaに搭載された。

次期アルファロメオスパイダーが、このままのスタイルで登場することはないと思われるが、2uettottantaのデザインモチーフが、次期モデルに生かされると見ていいだろう。

《森脇稔》

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