アルファロメオのコンパクトスーパーカー、4C …スパイダー コンセプト登場[動画]

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アルファロメオ 4C スパイダーのデザインプレビュー
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イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオが3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14でワールドプレミアした『4Cスパイダー』の「デザインプレビュー」。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。

同車は、アルファロメオの新しい小型2シーターミッドシップスポーツカー、『4C』に加わるオープンバージョンを示唆したコンセプトカー。アルファロメオは2015年初頭、4Cスパイダーを量産に移す計画。ジュネーブモーターショー14には、そのデザインスタディを出品した。

ルーフは、ソフトトップを採用。クーペ版では895kgという4Cの超軽量ボディに、オープン化に伴う重量増を抑えるための選択だ。アルファロメオによると、クーペの4Cからの重量増は、およそ60kgに抑えられるという。

イタリアのアルファロメオ・スタイル・センターが手がけたオープンボディは、クーペと異なる部分がある。具体的には、ヘッドライトとアルミホイールが新デザイン。万一の横転時に乗員を保護するロールオーバーバーは、カーボンファイバー製とした。

また、二輪レース最高峰のMoto GPに、排気システムを納入しているアクラボビッチ(Akrapovic)が、4Cスパイダーのエグゾーストシステムを開発。チタン&カーボン製のセンターエグゾーストは、ボタン操作により、パフォーマンスの向上やサウンドの変化が楽しめる。

パワートレインはクーペの4Cと共通。排気量1750ccの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを積む。トランスミッションは、6速デュアルクラッチの「TCT」。前後重量バランスは40対60とし、 0-100km/h加速4.5秒、最高速250km/hと、アルファロメオが標榜する「コンパクトスーパーカー」に相応しいパフォーマンスを発揮する。

《森脇稔》

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