米国トヨタ販売は、3日にラスベガスで開幕したSEMAショーで、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)のカスタムカー、『ハードキャンディ』を初公開した。
SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。
ハードキャンディの車体には、ピンクのリボン模様などをペイント。トヨタ純正のスポーツボディキット、リアスポイラー、215/35ZR18サイズのピレリ「Pゼロネオ」タイヤなどでカスタムが施された。後付けのサンルーフも装着されている。
インテリアは「ロードワイア」ブランドのレザー&アルカンターラでドレスアップ。アルパイン製のオーディオ&ビジュアルも組みこまれた。さらに、7インチの液晶モニターを装備。3Gインターネット接続や携帯電話のハンズフリー通話も可能にする。トヨタ純正のスポーツペダル&スポーツシフトも採用した。
エンジンは、デュアルエグゾーストやコールドエアインテークを中心に、ファインチューンにとどめている。
トヨタによると、このヴィッツ、女性ユーザーを意識したカスタムとのこと。昨年のSEMAに出品したヴィッツのオープン仕様のほうが、インパクトは大きいか?