スズキは12日、欧州仕様の『アルト』を使用して、ニュージーランドの北から南まで約3400kmを走破した燃費チャレンジの結果を公表した。結果は22.58km/リットルというものだった。スズキは今年3月のジュネーブモーターショーで、新型『アルト』を発表。日本の軽自動車『アルト』とは異なる世界戦略車で、欧州ではAセグメントに属する。1.0リットル直3エンジンを搭載し、欧州複合モード燃費22.72km/リットル、CO2排出量103g/km。生産はインドのマルチスズキで行い、日産には『ピクソ』としてOEM供給している。スズキはこの新型アルトを使用して、ニュージーランドの北から南まで、約3400kmを6日間かけて走り抜く燃費チャレンジを実施。5速MTと4速ATの2台が用意され、ジャーナリストのアラン・ディック氏とドン・アンダーソン氏がステアリングホイールを握った。ルートはニュージーランド北部のオークランドを出発。首都ウェリントンから南島へ渡り、最南端のインヴァーカーギルへ。最南端の道標のあるブラフで折り返し、再びウェリントンを目指すというものだ。6日間、3400kmを完走しての平均燃費は、5速MT車が22.58km/リットル、4速AT車が20km/リットル。5速MTのベスト燃費は6日目の25.01km/リットル、4速ATのベスト燃費は3日目の21.88km/リットルだった。ドン・アンダーソン氏は、「結果はハイブリッド技術に頼らなくても、それに近い燃費性能が実現できることを証明するもの」と、今回のチャレンジを振り返っている。アルトは10月初頭に英国で開催された「2009MPGマラソン」でも26.9km/リットルという優れた燃費をマークしており、あらためて環境性能の高さが証明された形となった。
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