ホンダは第41回東京モーターショーに市販予定モデルの『VT1300CR』を出品する。
「すでに北米で発表しているハイネッククルーザー『フューリー』は、他車との差別化を徹底的に行った新しいコンセプトのクルーザーということで、幅広いユーザーに好評を得ています。VT1300CRは『VT1300』シリーズとして『フューリー』とは違うレトロ系の新しいスタイリングトレンドを流用した、これまでにはないレトロ系クルーザーを目指しています」と話すのは本田技術研究所、二輪R&Dセンター執行役員デザイン開発室室長の小濱光可さん。
特徴としては、「細部にまでこだわったパーツ類やワイヤーハーネスなどもきれいな取り回しをしています。また、官能的なストレッチナロータンクや美しい造形のエンジン、また景色が映り込む鏡のようなライトハウジングなど、ライダービューからの視点でも拘りぬいて作っています」と話した。