【東京モーターショー09】ホンダ VT1300CR…これまでにはないレトロ系クルーザー

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ホンダは第41回東京モーターショーに市販予定モデルの『VT1300CR』を出品する。

「すでに北米で発表しているハイネッククルーザー『フューリー』は、他車との差別化を徹底的に行った新しいコンセプトのクルーザーということで、幅広いユーザーに好評を得ています。VT1300CRは『VT1300』シリーズとして『フューリー』とは違うレトロ系の新しいスタイリングトレンドを流用した、これまでにはないレトロ系クルーザーを目指しています」と話すのは本田技術研究所、二輪R&Dセンター執行役員デザイン開発室室長の小濱光可さん。

特徴としては、「細部にまでこだわったパーツ類やワイヤーハーネスなどもきれいな取り回しをしています。また、官能的なストレッチナロータンクや美しい造形のエンジン、また景色が映り込む鏡のようなライトハウジングなど、ライダービューからの視点でも拘りぬいて作っています」と話した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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