JR東日本は、「0系」新幹線がJR東日本大宮総合車両センター内で車両の修復作業が終了し、9月12日深夜に鉄道博物館へ搬入すると発表した。搬入先の鉄道博物館では、10月21日より一般公開を始める。
0系新幹線は、1964年の東海道新幹線開業時に開発された初代新幹線で、新幹線が高速化する中、2008年12月14日に営業運転を終了した。
現在、鉄道博物館ではこの0系新幹線を展示するための施設の工事を進めている。完成後は、O系新幹線(「21形式」)の実車展示、新幹線前史から建設、開業と高度経済成長までの0系新幹線の年表パネル、東京駅プラットホーム再現(出発式の情景再現)、証言インタビュー映像などを放映する。