オペルのプラグインハイブリッド、アンペラ…本格開発テスト開始

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オペルは4日、プラグインハイブリッド車『アンペラ』の本格的な開発テストをスタートさせた。2011年の発売に向けて、さまざまなテストが繰り返される。

アンペラは、今年3月のジュネーブモーターショーで初公開。GMのシボレー『ボルト』とメカニズムを共用するプラグインハイブリッド車だ。

モーターは最大出力150ps、最大トルク37.7kgmを発生。2次電池は蓄電容量16kWhのリチウムイオンバッテリーで、モーター単独の走行距離は最大64kmだ。バッテリー残量が少なくなると、充電専用の1.4リットル直4エンジンが始動。ジェネレーターを回し、モーターへ電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。オペルによると、航続距離は最大約500kmまで伸びるという。

アンペラは0 ‐ 100km/h加速約9秒、最高速161km/hの実用性を備える。外部電源からの充電にも対応しており、充電時間は120Vコンセントで約8時間、240Vコンセントで約3時間だ。

アンペラはボルトの車体をベースに、斬新なフロントマスクを採用。ヘッドランプとフォグランプがブーメラン状の一体デザインとなっているのが特徴だ。このデザインには、オペルが2007年のフランクフルトモーターショーで発表したコンセプトカー、『フレックスストリーム』との共通性を感じさせる。

オペルはアンペラの開発テストを、ドイツ・リュッセルハイムを拠点に開始。先行テスト車にはシボレー『クルーズ』をベースに、ハイブリッドユニットを移植した車両を使用する。テストは3段階に分けて行われ、各種性能を確認し、2011年の量産に備える方針だ。

《森脇稔》

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