米国の民間調査会社、JDパワー&アソシエイツ社は22日、「2009年新型車評価」の結果を公表した。ヒュンダイの高級サルーン、『ジェネシス』が第1位に輝いている。この調査は、米国で2008年1 ‐ 10月の間に発売された新型車とマイナーチェンジ車を対象に実施。発売から8か月間に5000台以上が販売されたことを条件に、価格、性能、ローンプログラム、インセンティブなどを総合的に考慮して、新型車のコストパフォーマンスを探る。もちろん、これだけではスペック比較に終始するので、顧客の評価として、「初期品質調査」「魅力度調査」の2つの調査のデータベースも活用している。調査は1000点満点で、ポイントの多い順にランキング。結果は以下の通り。1. ヒュンダイ・ジェネシス(689点)2. フォードF-150(673点)3. フォルクスワーゲン・ティグアン(663点)4. 日産マキシマ(636点)5. スバル・フォレスター(631点)6. ホンダ・パイロット(629点)7. フォード・フレックス(620点)8. ホンダ・フィット(619点)9. ダッジ・チャレンジャー(618点)10. フォルクスワーゲン・パサートCC(601点)11. 日産ムラーノ(593点)12. マツダ6(日本名:アテンザ)(592点)13. リンカーンMKS(580点)14. フォルクスワーゲン・ルータン(579点)15. アキュラTSX(576点)16. インフィニティFX(575点)17. BMW1シリーズ(568点)18. ジャガーXF(567点)19. シボレー・トラバース(565点)20. アウディA4/ポンテアックG8(563点)21. トヨタ・カローラ(561点)22. アキュラTL(523点)23. ダッジ・ジャーニー(513点)24. ポンテアック・バイブ(504点)25. ダッジ・ラム・ピックアップLT(459点)26. トヨタ・マトリックス(439点)ヒュンダイ・ジェネシスが第1位を獲得。同車は米国市場におけるヒュンダイ初の高級サルーンとして、2008年1月のデトロイトモーターショーで発表。同年6月から米国での販売がスタートした。ジェネシスは、メルセデスベンツ『Eクラス』、BMW『5シリーズ』、レクサス『GS』、インフィニティ『M』(日本名:『フーガ』)をライバルに想定。全長4975×全幅1890×全高1480mmの堂々としたボディに4.6リットルV8(375ps)を搭載。3万2250ドル(約320万円)からというコストフォーマンスの高さが要因となり、堂々の1位に輝いた。また、調査対象車の平均ポイントは582点。12位のマツダ『6』(日本名:『アテンザ』)から上が、この平均値をクリアしたことになる。上位12モデルを見ると、米国では価格の割に充実した装備や、ボディサイズの大きなモデルが多い。2位のフォード『F-150』は全米ベストセラーピックアップトラック。2万0815ドル(約196万円)からという圧倒的なコストパフォーマンスが、高評価につながったといえる。
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