お馴染みナビタイムのカーナビバージョン
ケータイナビの元祖であり、今もこのジャンルを牽引する人気と実績を誇るナビタイム。そのナビタイムが提供するカーナビ用サービスがドライブサポーターだ。
ドライブサポーターは乗り換え&徒歩案内のナビタイムとは別の独立したサービスとなっており、料金は月額315円。乗り換え検索などができないカーナビ専用サービスとしては高めの印象もあるが、裏を返せばドライブサポーターに対するナビタイムの自信の現れでもある。実際、ドライブサポーターの実力はかなり高い。
その特徴を挙げると、VICSによる渋滞情報や駐車場の満空情報、放置車両重点取締区域情報などの各種情報の提供、ガイドモードやターンモードを備えた豊富な案内画面、口コミサイトとの連携でナマの情報を見られるなどなど。ざっと見渡しただけでも非常に数多くの情報が提供されているのが目を引く。
実際、提供される情報の「量と質」こそがドライブサポーターの最大の特徴といっていい。価格の安いガソリンスタンドを検索できたり、高速道路料金は割引が異なる時間別の料金を一覧表示するなど、他にはない情報を数多く提供するのが情報の量。行き先のジャンル検索などの検索能力が高く、案内画面一つとっても必要な情報がうまく表示されているなど、検索、閲覧性が高いことが情報の質だ。
◆目的地検索がとにかく使いやすい
使ってみてまず感じるのは、目的地検索のレベルの高さだ。ナビでの目的地検索では、うまくいかなくてイライラした経験を持つ人も多いだろう。たとえば店名で検索すると全国から検索されるために候補が多すぎ、かといって周辺検索にすると1件も見つからないということはよくある。結局、電話番号か住所でのピンポイント検索しか使わないという人も多い。
ドライブサポーターでは検索後にエリアやジャンルで検索結果の絞り込みができ、しかもそのメニューがわかりやすいので店名検索でも確実に目的地を探せる。ジャンル検索もメニューの作り方が適切で操作しやすく、特にチェーン店などはほんとうに簡単に探せる。サーバー方式のメリットを最大限に生かしたこの検索機能はPNDなどのカーナビ専用機を完全に越えているといっていい。