フェラーリ、マクラーレンを筆頭とする既存8チームが来年のチャンピオンシップに参戦しないかもしれないというF1危機を打開するため、チーム側の組織であるFOTAは妥協案をFIAに提示した。
すでにFIAはバジェット・キャップを2010年に1億ユーロ、2011年に4500万ユーロと段階的に縮小していくことにしていると言われ、チーム側はこれを受け入れる代わりにFOTAが選定した独立会計士のグループによってバジェットキャップが監査されることを提案した模様。
しかしFOTA側は2010年エントリー期日を7月1日まで延長することを求めているが、FIAのマックス・モズレー会長はFOTA側の提案をことごとく拒否している。
「残留を希望する者は、金曜日(19日)までに通知する必要がある」と、断固として「エントリーありき」の姿勢を崩していない。