ホーナー代表「FOTA脱退は正しい判断だった」

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ホーナー(レッドブル。2月7日、ヘレステスト)
  • ホーナー(レッドブル。2月7日、ヘレステスト)
  • ウェーバー(レッドブル。2月7日、ヘレステスト)

FOTA分裂という事態を、「一部チームの近視眼による過誤」と指摘されたレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー。その反論が彼の口から語られた。

昨2012年の12月、レッドブルとフェラーリがFOTAを脱退すると、すぐ後を追うようにトーロロッソとザウバーが続き、FOTA加盟チームは7チームに減ってしまった。そして先月、ロス・ブラウンが、「FOTAの衰勢は憂慮すべき事態であり、将来必ず後悔するときが来る」と発言したばかりだった。

「ロス・ブラウンの主張は趣旨が良く分からない。FOTAの問題点は、その目的が曖昧で、権限を逸脱した主張を繰り返していることにある。だからレッドブルは現時点ではFOTAを離れる決断をしたんだ。とはいえ、団体が将来良くなってくれることを祈っているよ。一方でこの決定に悔いる点はなく、FOTAに残っていたらレッドブルの将来の利益は守れなかっただろうとも考えている」

「本来、競争関係にあるチームがまとまるということに無理があるんだ。FOTAが競争を制限する立場に向かって、それが論争の場になるのは必然だったとしか言いようがない。2013年の協定改正に団結して臨むべきだという声も聞こえなくはないが、完全な合意を取り付けて交渉するのは不可能だろうと私は見ているよ」

《編集部》

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