マツダは、ハイブリッドシステムを搭載し、水素を燃料として走行する新型水素ロータリーエンジン車『プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッド』をエネルギー関連企業の岩谷産業にリース販売として、26日に納車したと発表した。
プレマシー・ハイドロジェンREハイブリッドは、従来の水素自動車『RX-8ハイドロジェンRE』で開発した水素とガソリンの両方を燃料に使えるデュアルフューエルシステムに加え、新たにハイブリッドシステムを採用することで走行性能を向上するとともに、水素での航続距離もRX-8ハイドロジェンREの2倍となる200kmまで延ばした。
岩谷産業への水素ロータリーエンジン車のリース販売は、2006年3月に納入したRX-8ハイドロジェンREに続いて2台目。今回納車された車両は、岩谷産業の中国支社で業務などに活用された後、JHFC関西空港水素ステーションを中心に関西国際空港などで使用される。