東京モーターサイクルショーのホンダブースで目立っていたのは、ナビ(PND)を装着したバイクだ。ブース内に展示されていたバイクすべてというわけではないが、バイクの種類を問わず数台に装着。これを自由に試すことができた。
装着されていたナビはホンダアクセスが販売しているギャザズ『M』というもので、ガーミン『zumo550』のOEM供給モデルだ。本体価格は9万9960円。ホンダのバイク10車種に装着可能で、車種別のアタッチメントも用意されている。
本体がIPX7相当の耐水仕様となっており、メモリータイプなので振動にも強い。誘導音声はヘルメット内に装着するミニスピーカーで聞くことが可能だという。グローブを装着したまま操作が行えるよう、ボタン類が大型なのも特長のひとつ。
バイクは、元々はナビなどの後付けを考慮しておらず、ナビに加えて二輪車用ETCも設置するとハンドル上がかなりにぎやかなことになってしまう。そろそろ装着を前提とした設計が必要な時期にきているのではないだろうか。