気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年3月13日付
●理系の人気就職先、トヨタ首位陥落,ソニー首位に
(読売・10面)
●佐藤琢磨も出場か、インディジャパン(読売・23面)
●ハイブリッド車、米で100万台達成、トヨタ(朝日・12面)
●一時金、夏季分だけ回答へ、トヨタ「業績見通せず」
(朝日・13面)
●損保ジャパン・日本興亜統合、体力強化海外に活路
(産経・11面)
●ETC購入補助スタート(産経・11面)
●ハイブリッド車、トヨタ、200万円台切る新型、2011年メド、価格、一般車並み(日経・1面)
●中国の国有大手、独自開発車を積極投入(日経・7面)
●定昇維持、パナソニック、ホンダも(日経・11面)
●福島の工場稼働デンソーが延期11年春に(日経・11面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が200万円を切る新型ハイブリッド車を開発し、2011年にも日本で発売するという。きょうの日経が1面トップで報じている。
記事によると、他車種との部品共通化などでコストを抑え、現行『プリウス』(最低価格233万1000円)より2-3割安く、ホンダが2月に発売した『インサイト』(同189万円)を下回る価格を目指すそうだ。12日の朝日朝刊には5月に発売予定の新型プリウスの最低価格を「205万円から」とする記事を掲載したばかりである。
消費者の節約志向が強まる中、低価格を売りに少しでも販売台数を増やそうとする企業の取り組みはユーザーにとって有り難い話だが、ハイブリッド車を「餃子」や「ハンバーカー」のような感覚でマスコミが値下げ合戦を報じるのは少しはしゃぎ過ぎではないだろうか。