BMWは5日、『X6』の高性能仕様、『X6M』の走行テストシーンを動画共有サイト「YouTube」を通じて公開した。
この動画は2008年末に公開した『X5M』の続編とも受け取れる内容。BMW M部門のエグゼクティブエンジニア、Bernd Limmer氏が登場し、X6MをドイツのBMWテストコースで走行させる模様を収録している。
X6Mのスペックは未公表だが、エンジンは『X6』の4.4リットルV8ツインターボを専用チューンしたもので、最大出力536ps、最大トルク71.4kgm程度になるという。5秒を切る0-100km/h加速は、あのポルシェ『カイエンターボ』の5.1秒よりも速い計算だ。
動画では、Bernd Limmer氏の「後輪駆動に近い特性が与えられた4WD」とのコメントも紹介。X6の4WDシステム、「Xドライブ」は駆動トルクを前後、後輪左右間で分配できるが、X6Mではいっそうスポーツライクなチューニングが施されると見ていいだろう。
X6Mは2009年後半に発売予定。X5Mとともに、新たなMブランドの一翼を担うことになる。
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