フォード・ジャパン・リミテッドは8日、「マスタング」のヘッドライトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年7月24日から2007年5月9日に製作された666台。
ヘッドライトの灯火器本体を接着固定している樹脂部材の材質が不適切なため、灯火器本体の樹脂部材からの脱落や光軸調整部の破損が発生し、夜間走行時に交通上の障害物を確認できなくなるおそれがある。
全車両、ヘッドライトの製造ロット番号を確認し、不適切な樹脂部材を使用しているものは適切な材質のものに交換する。また、灯火器本体と樹脂部材の固定用クリップを追加する。
不具合発生件数は31件で、市場からの情報および国土交通省からの指摘で発見した。事故は起きていない。