フェラーリ・ジャパン(グレゴリー・ケイ・アダムズ社長)は17日、フェラーリ『F612スカリエッティF1』のクラッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年10月16日 - 2007年10月29日に輸入された151台。
動力伝達装置の半自動変速機に備えられている、クラッチ位置を検出するセンサーの耐熱性が不足しているため、温度が上昇するとクラッチの位置検出ができなくなり、クラッチが作動しなくなって変速不能となるおそれがある。
全車両、部品を対策品と交換する。
不具合発生件数は3件で、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。