ハギハラも、圧勝でイヤーカーとなったトヨタ『iQ』に10点満点を投票したひとりだ。iQは、乗る人の考え方をカタチで表現できるだけに市場でも好評を持って受け入れられるハズ。
さらに、iQは今後もさまざまな進化を続けるという。投票前のプレゼンでも、その内容がチラッと紹介されていた。インテリアのカスタマイズも可能になるだろう。つまり、iQは購入した後でも楽しみ方を拡大させることができるワケだ。
輸入車では、アウディ『A4』に多くの配点をした。残念ながらイヤーカーにはなれなかったけれど、走りの総合性能は輸入車ではイチバンだったと確信している。ただ、デザインやインテリアの質感の高さを評価して、イヤーカーとなったシトロエン『C5』にも多めに配点したんだけどね。
萩原秀輝|モータージャーナリスト
在学中よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動、同時期からツーリングカーレースに参戦、優勝経験がある。「クルマの走り」と「ドライビングの理論」について深い洞察力を持つ。評価に当たっては「乗る人の利益を前提として、それがどう満たされているかを見出す」。メーカーが主催する安全運転教育の講師の経験も多い。