【パリモーターショー08】VW ゴルフ 新型の生産モデル出展

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フォルクスワーゲン(VW)AGは、10月2日から開催されるパリモーターショーに、第6世代にあたる次世代『ゴルフ』の生産モデルを出展すると発表した。新型ゴルフは、今秋ドイツを皮切りに、欧州市場に導入され、日本市場への導入は2009年半ばの予定。

また、同じゴルフ6世代目のスポーツモデル「ゴルフGTI」のスタディも世界初公開するほか、2014年に発効となるユーロ6排気ガス規制をクリアする『パサートBlueTDI』をはじめ、究極の低燃費を実現した最新型クリーンディーゼルも発表する。

今回発表されるゴルフGTIのスタディは、第5世代の特徴ともいえるハニカムグリルやV字形状のボンネット、また第1世代の水平方向を強調したフロントデザインという遺伝子を受け継ぎながらダイナミックで洗練されたデザインに仕上げた。パフォーマンス及び燃費も、210PS、280Nm、最高速度240km/h、燃料消費量7.5リットル/100kmと既存モデルを超える。

一方、パサートBlueTDIは、歴代で最もクリーンなパサートで、新しいエンジンレーベル「BlueTDI」を初めて搭載するモデルとなる。尿素から得られるAdBlue(アドブルー)という添加剤を使うSCR選択還元触媒などを採用することで、窒素酸化物(NOx)を窒素と水に変換し、6年後に発効予定の欧州排気ガス規制ユーロ6や米国のBIN5が定めている基準を満たしている。

パサートBlueTDIは来春、欧州市場で発売する予定。

《レスポンス編集部》

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