クライスラー日本は25日、ジープ『ラングラーアンリミテッド』、ジープ『ラングラー』の後輪ブレーキ配管用固定具に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年2月3日 - 2008年6月25日に輸入された1634台。
エンジンルーム内の後輪ブレーキ配管の固定方法が不適切なため、配管がステアリング・シャフトのロア・ユニバーサル・ジョイントと接触し、配管が損傷してブレーキ・フルードが漏れ、後輪ブレーキが効かなくなるおそれがある。
全車両、配管固定具を対策品と交換するとともに、配管を点検し、損傷のあるものは新品と交換する。
不具合発生はなく、本国からの情報でわかった。事故は起きていない。