ベルギーGP(7日決勝)でルイス・ハミルトンに25秒ペナルティが加算され、フェリペ・マッサに優勝をゆずる結果に対するマクラーレンの控訴が23日、FIA控訴裁判所によって正式に棄却された。
「関係者からの説明を受けた結果、控訴審は今回の控訴は認められないという判断を至った」という声明文を発表した控訴裁判所。その根拠については国際スポーティングコード152条5項「FIAチャンピオンシップレギュレーションに規定されるドライブスルーやピットレーンストップといったペナルティは上訴を認めない」という部分を指摘している。
この結果、マッサ優勝、ハミルトン3位という順位が確定。両ドライバーは1ポイント差をもってシンガポールでの初ナイトレースに挑む。