日産自動車は10日、ワンボックスの『キャラバン』および、いすゞにOEM供給している『コモ』の発電機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年3月11日から同年3月17日に製作された2車種計86台。
発電機のプーリーに設けたクラッチのシール性が不足しているため、クラッチ内部の潤滑油が流出してクラッチが破損し、異音が発生するものがあり、プーリーが脱落するおそれがある。
全車両、発電機の製造メーカーを確認し、対象となる場合は対策品と交換する。不具合発生件数は1件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。