タダノは24日、ホイールクレーンの『CREVO160』およびコベルコ『RK160-5』など3車種のデファレンシャルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年7月16日 - 2008年6月12日に製作された385台。
前軸車のデファレンシャル(差動装置)で、オイルシール(潤滑油用密封ゴム)の耐久性が不足しているため、潤滑油が漏れ、漏れた潤滑油が駐車制動装置の摩擦面に付着し、制動力が低下するおそれがある。
全車両、オイルシールとデファレンシャルを対策品に変更する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。