気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。2008年5月20日付●四川大地震 土石流避難民200人不明道路復旧作業員150人が死傷(読売・1面)●福田内閣支持26% 本社世論調査(読売・1面)●ダイムラーとBMW提携検討、米紙報道(読売・8面)●次期エコカーの「中核」リチウム電池量産戦争 日産とNEC工場新設(読売・11面)●ライバル対決:ヤマハ発動機対パナソニック 電動自転車、高性能、エコもアシストト(読売・11面)●消費税9.5 - 18%の試算、国民会議、年金、税方式なら(朝日・1面)●米トヨタ、新興国に輸出、今年中、米市場低迷・ドル安活用(朝日・11面)●三菱自、ロシアに工場、仏社と合弁11年操業へ(朝日・11面)●新日鉄・宗岡正二社長インタビュー、トヨタなど連携強化(東京・8面)●成都の従業員にトヨタが見舞金(日経・9面)●自動車各社新興国で攻勢、売上比率、前期最高24%に(日経・17面)ひとくちコメントドイツを代表する自動車メーカーであるダイムラーとBMWが、高級車の開発や生産、部品の調達で事業提携を図る可能性を検討しているという。米『ウォールストリート・ジャーナル』紙が19日付の電子版で報じたのを受けて、きょうの読売などが取り上げている。同紙によると、座席フレームやエアコンのモジュールといった自動車部品を共同購入する方法について、BMWとダイムラーの乗用車部門の「上層部から中間管理層まで」の幹部や技術者が話し合っているというもの。米国経済の急減速やユーロ高、原材料費の高騰などで厳しい経営環境が予想されており、ドイツ車メーカー同士が連合を組むことで世界一に躍り出たトヨタ自動車などと高級車市場で互角に戦うのが提携模索の狙いとみられる。