バンコクモーターショーのスバルブースで、『インプレッサWRX STI』の新型が発表された。興味深いのは、そのエンジンだ。排気量2.0リットルのエンジンを積む日本仕様に対し、タイ仕様は2.5リットル。右ハンドルだから日本仕様をベースにしているのかと思いきや、中身はUKスペック(イギリス仕様)なのである。トランスミッションは日本仕様同様に6速MTで、DCCDやSIドライブも装着。300psという最高出力は日本仕様に劣るが、ひとまわり太い低中回転域のトルクにより日本仕様よりも扱いやすい特性だという。価格は未発表だが、「WRX2.5」(2.5リットルターボを積んだ日本でいうS-GT)が242万バーツ(約800万円)なので、日本円にして1000万円オーバーは確実。スバルはタイに工場を持たないので、日本からの輸入となり、高い関税が発生するからだ。ちなみにスバルはタイで、インプレッサ、『レガシィ』、『フォレスター』のほか『R1』や『R2』も販売している。
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