非接触給電ハイブリッドバス…穴森稲荷の給電装置

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15日から土日を除く2週間の限定で、羽田空港連絡バスとして運行する非接触給電(IPT)ハイブリッドバスは、試験的に、穴守稲荷近くの羽田京急バス東京営業所の特設給電装置エリアで充電を行っている。

給電装置は同営業所の屋内車庫の一角に設けられ、本来は路面に埋め込めるべき1次コイルが、アスファルトの上に置かれていた。1次コイルの大きさは、広さが畳半畳ぶんほど、高さが30cmほど。2次コイルを床下に備える同バスは、1次コイルの高さに合わせるために、特設されたガイドレールに乗り上げて給電を行っていた。

試験的な短期運行のための架設措置だが、将来の給電のイメージと、非接触であることのメリットとを、開発を担当した日野自動車のHV開発部長兼商品企画部技術企画室主査である小幡篤臣氏は次のように語る。

「本来であれば、地中に埋まっている1次コイルの上に、同バスを停止させ、車高調整(エアーサスペンション)で空気を抜いて、地面に近づけて充電してまた発進していくことになる」

「また、接触型で30 kWhという大きな電力を充電するとなると、ドライバーが重くて大きなプラグを抜き差しする労力や手間、時間がかかり、危険も伴う。非接触であれば、安全・急速に充電できるのが最大のメリットだ」

1次コイルと2次コイルの間隔は現状30 - 40mm。また、同バスは1日の運行の中で、給電のために同営業所に2回立ち寄るという。

《レスポンス編集部》

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