スズキは、広い室内空間を実現すると同時に、乗降性・積載性を向上したワゴンタイプの新型軽乗用車『パレット』を30日から発売すると発表した。
パレットは、ダイハツ工業の『タント』対抗モデルで、ゆとりのある室内空間を実現するパッケージングを採用し、軽自動車本来の使いやすさや経済性を活かしながら、小さなクルマを大きく使う様々な工夫を盛り込んだ。
『ワゴンR』、『MRワゴン』に続き、幅広いユーザーのライフスタイルに対応した新しい価値観を提案するスズキ軽ワゴンタイプの第3の柱として市場投入する。
広さを感じさせるロングルーフと、高さを実現するハイルーフのスタイリングを採用したことで、大人4人がゆったりとくつろげる空間を目指した。見晴らしの良い連続するガラスエリア、リビングのように心地良いインテリア、静粛性を高める防音・防振技術などを盛り込んだ。
また、左右どちらからでも乗り降りできる後席両側スライドドアと低いステップを採用し、乗降性と日常での使い勝手の向上を図った。新開発の低床プラットフォームと後席ダイブダウンシートの採用により、大開口、大容量の荷室によって積載性を高めている。
販売目標は月販6000台。価格は111万3000 - 169万3650円。