フォードはトラック、SUV、バンなど合計117万台を大量リコールすると発表した。エンジンのセンサーに問題があり、エンジンストップにつながる可能性が指摘されたため。
対象となるのは7.3リットルディーゼルエンジンを搭載した1997-2003年のすべてのモデル。フォード、バン『Eシリーズ』、フルサイズSUV『エクスカージョン』、スーパーデューティトラック『F450』、『550』などが含まれる。
問題が指摘された箇所は、エンジン内のカムシャフトポジションセンサーで、作動が急に停止する場合があり、これがエンジンストップにつながる可能性がある。
フォードの広報、ダン・ジャービス氏によると、これまでにこの問題が原因と見られる事故の報告数は14件、負傷者はないという。
リコールは12月17日に開始され、来年5月まで無償修理を受けつける。