【D視点】栄光と成功はふたたび?…新型 アウディ R8

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お買い得感がスーパーカーの魅力?

T型フォード以降、大量生産方式によって、丈夫で高性能なクルマを手軽な価格で買えるようになった昨今、それだけでは満足できない人が増えている。

プレミアムカーの研究をしていた折、知人の紹介で、プレミアムカー愛好家のお宅を訪問する機会を得た。その方は、何時でも乗れるようにメンテナンスされた多数のプレミアムカーを倉庫に保管し、その時々に気に入ったクルマ数台を自宅に置いて楽しんでいた。

「世界最高の品質を、この程度の資金で楽しめるのはクルマ以外にない」と道楽の正当性を語っていた。当時はバブル最盛期でもあり、人気のスーパーカーなどは数倍のプレミアム価額で取引されていたので、全てを言葉通りには受け取れないが、思ってもいなかった考え方に驚かされた。

しかし、スーパーカーの桁違いな性能と少ない生産台数から考えると、もっと高価でないと採算に合わないのではと、常々気になっていたので、妙に納得させられる話でもあった。

“高価なスーパーカーのお買い得感”という不思議な魅力を体験するは庶民には無理だと端から諦めないで、ユーザーになる冒険に挑戦することを勧めたい。作り手のこだわりに圧倒されるような体験は、金には換えられない魅力である。

D視点:デザインの視点
筆者:松井孝晏(まつい・たかやす)---デザインジャーナリスト。元日産自動車。「ケンメリ」、「ジャパン」など『スカイライン』のデザインや、社会現象となった『Be-1』のプロデュースを担当した。

《松井孝晏》

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