【東京モーターショー07】三菱 i MiEV SPORT…未来感を強調

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三菱自動車は、東京モーターショー出展車両の一つであるコンセプトカーの『i MiEV SPORT』を先行発表した。

世界初公開、ワールドプレミアとなるのが、このi MiEV SPORT。その車名からもわかるように、i(アイ)の電気自動車版としてすでに電力会社との共同運用を行なっているi MiEVの進化バージョンだ。もちろんこちらは完全なコンセプトモデルなのだが、方向性としては i のスポーツバージョンとしてのスタイルを提案する。

丸みを帯びた流麗なシルエットは、後ろ下がりの独特なデザインで、担当したデザイナーによれば「未来感を強調すべく、フロント部分にボリュームを持ってきているのですが、うまくまとめるのには苦労しました。何度も試行錯誤でやり直したほどです」。確かにクルマのデザインとしてはイレギュラーともいえる手法だけに、苦労したのも当然だろう。

ただし、そのかいあってか、電気自動車という面を別にしても、i のスポーツクーペ版としてのアイデンティティは確立している。流れるようなラインはスポーティさを演出するし、また見るからに優しく、環境に配慮した電気自動車であることもうまく両立。見る者のイマジネーションをさまざまな方向性でかき立てるスタイルといっていい。

それは内装に目を向けても同じで、シンプルで飽きのこないインパネやシート形状としつつも、メッシュを取り入れたり、金属の素材感を強調するなどして、スポーティさと未来感の両方を演出することに成功している。

そして未来という点で、もうひとつ注目なのが充電方法で、コンセント経由では家庭内のPCと車両とをネットワークで結んで充電予約だけでなく、ナビ情報の更新やメールのやり取りなどができたりと、立体的なコミュニケーションが可能だ。さらには無線方式充電の提案も行なっている。

《近藤暁史》

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