ホンダがフランクフルトモーターショーで発表した『アコード・ツアラー・コンセプト』は、既に発売された北米仕様とは異なる、日本と欧州に来年中頃登場する次期『アコード』のイメージスタディモデルだ。
次期アコードに採用されるニューシャーシは、ワイドトラックになり、室内空間の拡大と共にハンドリングの向上にも寄与する。ヨーロッパでは、セダンとツアラー(ワゴン)の2ボディタイプをラインナップ。
エンジンは2.0リットル、2.4リットルの2種類のガソリンと、2.2リットルのディーゼルで、構成は現行を踏襲するが、出力、燃費、排ガス対策等、すべてが向上。2008年から導入される「ユーロ5」規制もクリアしているという。
日本でデザインされた日欧の次期アコードは、すでに量産型ができ上がっている。今回出展されたコンセプトモデルは、「エモーショナル・テック」という次期アコードのデザインテーマにそって、ホンダのショーカーらしい先進的でスポーティなエッセンスを加味。ドイツのデザインスタジオでショーカーに仕立て上げたものだ。
次期アコードのセダンとワゴンの量産モデルは来年のジュネーブモーターショーで正式に発表される。