三菱『ギャランフォルティス』は10月に登場が予定されている、『ランサーエボリューションX』のベースになるモデルだ。
基本的にはフォルティスとランエボは異なる開発手法で作られているが、ランエボのベースとなるだけあり、基本能を高めるためのクルマ作りも行なわれている。
商品開発統括部門の水野恵介さんは「やはりランサーエボリューションを作るためには、ベースモデルの基本性能も高くなくてはなりません。そのため18インチタイヤの装着や、エンジン搭載位置の最適化、高いボディ剛性を持つプラットフォームなど、フォルティスはランエボの製作も想定した基本性能の底上げも行なっています」という。
やはりランエボをさらに進化させるためには、ベースモデルからして基本性能を大幅にレベルアップしなくてはならないようだ。ランエボのDNAを受け継ぐギャランフォルティスも、かなりのポテンシャルを秘めているに違いない。