カーナビライクな操作性、ラリービューに代表される機能的な画面表示、ビーグル犬をモチーフにしたユニークなキャラクターなど、若い男性だけでなく女性にも好評を博しているという「MapFan ナビークル」。その成功の秘訣と今後の展開について、プロモーション担当の馬場純氏に話を聞く。
◆予想よりも多かった女性ユーザー
----:MapFanナビークルのターゲットとして置いているのはどのような方たちでしょうか。
馬場:初めてクルマを買って、カーナビにお金をかけられない若い人や、セカンドカーを利用する際にカーナビを利用したいという人です。また、この季節ではレンタカーを利用する人や、帰省の際に実家のクルマを使おうとしたらナビがなく、手持ちのケータイでナビゲーションしてくれる…みたいなシーンも想定しています。
広報もエントリーユーザーを意識した活動がメインとなっています。教習所の待合室にカタログを置かせていただいたり、といったような。ケータイでも使えるカーナビがあるんだよ、という認知を図っているところです。
----:実際の利用状況はいかがでしょうか。
馬場:20〜30代を中心に男性6割、女性4割といったところです。
----:女性のユーザーが多いですね。カーナビというと男性が利用するもの、という印象が強いですが。
馬場:特に、20代前半の女性の利用は我々が想像していたよりも多いです。彼女らの年代はケータイをもっともヘビーに使っている層でもありますし、ナビークルのインターフェースがファンシーで女の子にも受け入れられやすいということもあると思います。それとやはり、月額367円で使い放題ということで、ケータイで気軽に使えるメリットは大きいですね。