J.D.パワーアジア・パシフィックは、米国市場向けに生産している工場を対象に「製造不具合」の指摘が少ない工場に対して贈る「プラントアワード(工場賞)」のプラチナ賞を、フォードのウィクサム工場に決めたと発表した。
ウィクサム工場は、リンカーン『タウンカー』を製造している。北米に存在する工場がプラントアワードのプラチナ賞を受賞するのは1999年以来、8年ぶり。
北米/南米地域ではほかに、シルバー賞としてビュイック『ラクロス』とポンティアック『グランプリ』を生産しているゼネラルモーターズのオシャワ第2工場、ブロンズ賞として『シビック』セダン、『エレメント』を生産しているホンダのイーストリバティ工場が受賞した。
アジア太平洋地域では、ゴールド賞がレクサス『ES350』、レクサス『IS』などを生産しているトヨタの九州工場、シルバー賞は『プリウス』を生産しているトヨタの富士松工場、ブロンズ賞がホンダの埼玉製作所と鈴鹿製作所が同率で受賞した。