ビッグ3の生産性がアップ

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ビッグ3の生産性がアップ
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長年にわたり自動車メーカーの生産性をリサーチしている米ハーバー・コンサルティング社が、今年の年次報告書を発表した。

それによると、北米で最高の生産性を誇るのは相変わらずトヨタだが、ビッグ3も急速にその差を縮めつつある。ハーバー社によると、「数年内にビッグ3が生産性で日本メーカーを追い越す可能性もある」という。

具体的な数字を見ると、北米でトヨタが1台の車を生産するのに擁する時間は29.93時間。GMは32.36時間、フォードは35.10時間で、フォードが最も生産効率が悪いメーカーとなるが、その差は5時間と少し。2002年の時点では、トップのメーカーとボトムのメーカーとの差は11時間あり、わずか5年で差が半分以下になったことになる。

2002年の時点で、トップのトヨタが生産効率のおかげで他のメーカーより節約できるコストは1台あたり800−900ドルとされていた。このコストの差が、メーカーのアドバンテージにもつながっていた。

ハーバーでは、アメリカ車の生産性が年々上がって行くことで日本車とのギャップが縮まり、ユーザーにとっても株主にとっても歓迎すべき状況に向かいつつある、と指摘している。

なお、組み立て、エンジンなど5つの部門での生産性最優秀と認定された工場のうち、GMが4部門を占め、ホンダが1部門という結果。工場ベースではすでにGMがトヨタを追い越している結果となった。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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