ホンダは、自転車利用者の行動特性を紹介し、クルマやバイクなどとの事故を未然に防ぐヒントを掲載した小冊子「トラフィック・サイクル--自転車は街を走る仲間--」を発行し、ホンダカーズ店やホンダ二輪販売店で無料配布する。
2006年の自転車乗用中の交通事故は約17万件と交通事故全体の約2割を占め、増加傾向にある。また、その相手は8割以上がクルマだ。
今回発行するトラフィック・サイクルは、クルマやバイクの運転者が、自転車利用者の行動特性を理解し、事故防止に役立てていただくための知識やデータ、コラムを掲載している。
同社は2001年6月発行の「トラフィック・バリアフリー」を皮切りに、ドライバー、ライダー、歩行者、自転車、子どもから高齢者まで、すべての人がお互いを理解しあえい、より豊かなモビリティ社会の実現に向けてトラフィック・シリーズを発行しており、今回の「トラフィック・サイクル」は7冊目となる。
今回の発行では、交通心理学の専門家である中京大学教授の岸田孝弥氏が監修した。