【D視点】フロンティアスピリットは健在なり…ハマーH2

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 フロンティアスピリットの復活

日本におけるハマーの正規代理店三井物産オートモーティブは、ハマーH2を「勝利するために生まれたミリタリー4×4から最良のパッセンジャー4×4へ」と紹介している。

全長5180mm×全幅2180mm×全高2060mmのH2は、居住スペースを広げるために全長が長くなった以外、H1に近い寸法となっている。また、基本がハンビーのH1に対して、GMの大型SUVシボレー『タホ』をベースとするH2とでは、ハードは全くの別物であるにもかかわらす、性能的にも近い数値となっているなど、GMが好評なH1を意識したと推測される。

H1の特徴を生かしながら、一般のユーザーにも馴染みやすくしたエクステリアデザインは、H1のデラックス版といった感じ。ガンダムのようなダイナミックなデザインと日本の車両感覚からは想像を超えた大きさは、他のSUVの追従を許さない迫力となっている。

中身が民生用の別物なのにイメージだけH1を真似た「張子の虎」を、マニアは認め難いかもしれない。しかし、タホのユニット採用により、運転フィールも自然だし、使い易いインテリアになっているなど、メリットも大きい。

H2の好評は、現実的なユーザーに支えられているようだが、隠れた要因として、このデザインが、今は無くなってしまった「フロンティアスピリット」の復活と見る人も多いと考える。

《松井孝晏》

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