スズキは、2007年の「ロードレース世界選手権モトGPクラス」に投入する新型マシン「GSV-R」を発表した。
新型マシンGSV-Rは、今年のモトGPの排気量のレギュレーションが990ccから800ccに変更になったことにあわせ、「コーナリング時のライダーのコントロール性を向上させること」を開発テーマとして、ボア、ストローク、シリンダーピッチなどを最適化してコンパクトなエンジンとすることで、高回転高出力化を図った。
また、車体関係は空気抵抗の低減を図った新形状のカウリングを開発、高速時の充填効率を高めるために設けた新形状の吸入口などを設け、ホイールベースなど基本的な車体構成は昨年のマシンを踏襲した。高性能ブリヂストンタイヤを装着する。
2007年のモトGPクラスには、昨年と同様「リズラ・スズキ・モトGP」チームがジョン・ホプキンスとクリス・バーミューレンの2台体制で参戦する。