フォードはロサンゼルスモーターショーで、開発に2年をかけたジウジアーロ『マスタング』を発表。
イタリアのデザイン会社、イタルデザイン・ジウジアーロとのコラボ作品。モダンでありながら、最初のマスタング、1965年型を連想させるレトロなイメージもある。純粋にイタリアンデザインでありながら、100%アメリカンマッスルカー、という魅力的な1台だ。
デザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏は、このデザインについて、「エンジンフードが長いのはその下に強力なエンジンを秘めていることをはっきりと分からせる。この長いフードに合わせ、全体のプロポーションを工夫した。ドアはオートマチックス・イングアップで、オレンジがテーマカラー。セクシーで野性的で、洗練されたデザイン」と説明した。
キャロル・シェビィ氏とのコラボであるGTなど、マスタングには派生モデルが多い。やはり生粋のポニーカーとしてそれだけアメリカ人に愛されている証かも知れない。