【トヨタ カローラ 新型発表】あるべき姿…CEの自負

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【トヨタ カローラ 新型発表】あるべき姿…CEの自負
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新型『カローラ』(10日発表)は旧型モデルの基本コンポーネンツの多くを流用して作られているが、もちろん単なるスキンチェンジではない。

「旧型のビッグマイナーチェンジを行ったさいにも、出来ることは何でもやりました。新型については、フルモデルチェンジでしかできない改良をきっちりとやっています」とチーフエンジニアの藤田博也氏。

「まずは、足元を広くするためリアフロアをフラット化したことが挙げられます。フロアをただフラットにするだけでは剛性が落ちるため、構造材を適宜追加しました。また、ボディの補強や装備の追加で車重が増えたぶん、サスペンションまわりの板厚を増し、リインフォースメントを追加して強度を上げています」(藤田氏)

コンポーネンツは旧型のテイクオーバーでも、ボディ構造は大きく変わっているのだ。

またサスペンションは走行安定性と乗り心地の良さを両立させるため、ジオメトリーが細かく見直された。ロングドライブでの疲労軽減のため、シートもフロント、リアともに完全新設計されたという。

「チーフエンジニアとして思い描いていた新型カローラのあるべき姿は、すべて表現できました。ぜひ乗って、フィールを確かめてほしい」(藤田氏)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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