国道123号スマートIC社会実験推進協議会は、常磐自動車道と国道123号との交差部において、水戸北スマートIC社会実験を9月25日−2007年3月31日の期間で実施すると発表した。
従来のスマートICは高速道路のSAやPAに設置したが、今回のスマートICは高速道路本線直結型スマートICで、これは全国初の試みとなる。
運用形態としては、東京方面乗り降り限定(ハーフインター形式)で、東京方面から下りられるがいわき方面からは下りられない。同様に、東京方面に向かっては高速道路に乗れるが、いわき方面に向かっては乗れない。
実施時間は24時間、ETC通勤割引、深夜割引にも対応する。対象車種は、けん引車と二輪車を除くETC搭載の全車種。注意事項は、他のスマートICと同様に、ETCゲートの前で必ず一旦停止すること。実験中は係員がいる場合が多いので、係員の指示に従い、ゲートに進入する。
水戸北スマートICは、水戸ICと那珂ICの中間地点にある。今回のスマートIC社会実験では、常磐道へのアクセスが不便だった水戸市北部や国道123号沿線とその周辺地域からのアクセス性が改善され、地域の活性化に寄与することが期待されている。