8月8日
●トッド「ミハエルにアドバイスすればよかった」 …… ハンガリーGPフィニッシュ直前でリタイアに終わったフェラーリのミハエル・シューマッハについてジャン・トッド代表がコメント。「ミハエルの妨げになるようなことはしたくなかった。しかし起こったことを目の当たりにしたいまでは、彼に何かアドバイスするべきだったと思う。ただし終わってから言っても仕方がない」とトッド。ただし、ロバート・クビカの失格によってフェルナンド・アロンソとのポイント差は1つ縮まり10となった。
8月8日
●ウェーバー、レッドブル入り …… ウィリアムズのマーク・ウェーバーが来季レッドブル入りすることが正式に発表された。ウェーバーは「レッドブルに加入できて本当にうれしい。チームは成功へのハングリーさに満ちている。いい時期に加入できたと自負している」とコメント。レッドブルは来季デイビッド・クルサード&マーク・ウェーバーというラインアップで戦うことに。クリスチャン・クリエンの今後については未定。
8月9日
●ビルヌーブとBMWが決別 …… BMWザウバーとジャック・ビルヌーブが契約を突然解除した。残り5戦はハンガリーGPに続きロバート・クビカが務める。ホッケンハイムでのクラッシュの影響によりハンガリーGPを欠場したビルヌーブ。BMWはビルヌーブと今後について協議した結果、契約を停止することで合意に達したことを発表。ビルヌーブの今後にはすでにNASCARが有力視されている。
8月9日
●スチュワート「バトンはチャンピオンになれる」 …… 混迷のハンガリーGPを制し、念願のF1初優勝を成し遂げたホンダのジェンソン・バトン。母国の大先輩であるジャッキー・スチュワートはその才能を高く評価する。「ようやく壁を乗り越えることができたようだ。一度勝ってしまえば、勝利は特別なものではなくなる。彼は常にスムーズで、クリーンなドライバー。今後も勝利を重ねるだろうし、ワールドチャンピオンシップだってとれる」と期待を込めて述べた。
8月10日
●クリエンのF1は今季がラスト …… マーク・ウェーバーの加入により来季の行方が注目されていたクリスチャン・クリエンに対し、レッドブルがアメリカでチャンプカーに挑戦することをオファーしたことを明らかにした。レッドブルの広報によると、クリエンにはチャンプカーのほかにDTMという選択肢もあるが、いずれにせよ2週間以内に結論を出さなければならないとのこと。F1の可能性も残されているが、それはアメリカでの活躍しだいになりそうだ。
8月10日
●ラウダ「ミハエルは4位で我慢すべきだった」 …… 元ワールドチャンピオンのニキ・ラウダがミハエル・シューマッハに苦言を呈した。「デラロサと無駄なバトルをしタイヤを痛めただけでなく、ハイドフェルドに突っ込みサスペンションを破壊した。アロンソならこんなことはしないはずだ。無駄な抵抗はせずピットに入って4位を死守するべきだった。チャンピオンになりたいならば、こんな馬鹿げた行いをしてはならない」と厳しい意見を述べた。