7月の米国新車販売でトヨタ自動車が初めてフォードモーターを抜いて2位に、ホンダもダイムラークライスラーの北米クライスラー部門を初めて上回り、単月としては1980年代後半以来という4位につけた。米ビッグ3がライトトラックを中心に大幅に販売を落とす一方、燃費の良い商品をもつ日本2社が躍進した。自動車各社のまとめによると、トヨタは前年同月比16.2%増(営業日数調整済み、以下同)の24万1826台となり、31.5%減で24万1339台だったフォードをわずかに上回った。ホンダは10.2%増の15万1804台で、34.9%減の15万349台と低迷したクライスラーを初めて上回った。トップのGM(ゼネラルモーターズ)は19.5%減の41万332台だった。日産自動車は16.2%減の8万6408台で、3カ月連続の2ケタ減となった。同月の日本車シェアは、過去最高の36.4%に達した。
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