コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは13日、フェラーリ『360スパイダー』の燃料蒸発ガス発散防止装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。03年の2月から4月までに輸入された19台が対象。
左右燃料タンクとキャニスタを接続するために取り付けているロールオーバーシャットオフバルブのホース長が不適切なため、そのまま使用するとホースを取り付けた際に発生する応力で、ホースが折損することがある。そのためエンジン警告灯が点灯するほか燃料蒸発ガスが漏れ出し、最悪の場合は火災に至る恐れがある。