北米日産のプレミアムブランド、インフィニティは次期『G35クーペ』(日本名:日産『スカイライン・クーペ』)と目される『クーペ・コンセプト』をデトロイトモーターショーに出展した。
クーペ・コンセプトのヘッドランプからテールライトまで一筆で書いたような力強いショルダーラインに象徴される力強く流麗なフォルムは、明確にインフィニティの流れを汲んだもの。直線的なニッサンブランドのデザインとは一線を画している。インテリアも他のインフィニティ車と同様、運転席と助手席を分断する格好で配置されたインパネ、「ダブルウェーブ」デザインを採用。アルミのアクセントには和紙のテイストが取りいれられている。
リアビューミラー代わりに装填された子型カメラやフラッシュサフェース化したドアハンドル、全面ガラスルーフ、20インチホイールなどの装備は、市販に向け改められると予想されるが、基本デザインはほぼこのまま踏襲する模様。
現時点でエンジン、駆動系などの詳細は一切明らかにされていない。
インフィニティは続くニューヨークショーでは市販モデルの新型『G35セダン』を発表する予定。