アメリカで最も良く読まれている自動車雑誌、『モータートレンド』誌が好例のカー・オブ・ジ・イヤー(カー・オブ・ザ・イヤー)を発表した。2006年度モデルとして選ばれたのはホンダ『シビック』である。
『モータートレンド』誌のアンガス・マッケンジー編集長は、「ホンダはシビックに4つのモデルをラインアップしており、そこにはスポーティクーペ、エレガントなセダン、50mpgを実現できるハイブリッドが含まれている。しかも安全性も高く、スタンディング・オベーションに値するモデルだ」とホンダのクルマ作りの姿勢を手放しで評価している。
シビックはまた過去9年連続でアメリカのベストセラーカーにも輝いており、コストパフォーマンスには絶大の信頼性がある。
モータートレンドではアウディ『A3』、BMW『3シリーズ』、ビュイック『ルセーヌ』、キャデラック『DTS』、シボレー『コバルト』、『HHR』、『インパラ』、ダッジ『チャージャー』、フォード『フュージョン』、ヒュンダイ『アクセント』、『アゼラ』、『ソナタ』、インフィニティ『M35』、キア『リオ』、レクサス『GS』、『IS』、リンカーン『ゼファー』、マツダ『5』、『MX5』、メルセデスベンツ『CLS』、『Rクラス』、マーキュリー『ミラン』、三菱『エクリプスGT』、ポンティアック『ソルスティス』、トヨタ『アバロン』、VW『ジェッタ』、『パサート』とシビックを2週間にわたって比較検討、テストドライブを繰り返し、最終的にシビックが選ばれた。
アメリカではメーカーとしての評価が非常に高いホンダ、今後も快進撃が期待できそうだ。