それぞれの車種に合った専用のオーディオシステムを世界中の自動車メーカーへOEMで納入しているBOSE(ボーズ)も東京モーターショーの常連。前回に引き続き、ベルトーネがデザインしたコンセプトカー、『VILLA』(ビラ)を会場に用意し、ここに乗り込んでBOSEが提案するカーAVの世界を体験することができる。
上下にスライドしながら開く4枚のドアは、さながらテーマパークのアトラクションに乗り込むかのよう。内装に目を向ければ、そこにもベルトーネのデザインによるシートやインパネ、コンソール……。どれもがなかなか目にすることが出来ないものばかり。その中に実際に乗り込めるチャンスなんてそう滅多にあるものじゃない。思わず胸がワクワクしてくる。
そして試聴。プログラムは3分程度のものだが、目の前の大型スクリーンと躍動感あふれるサウンドとが重なり、その臨場感には圧倒される。車内全体に音が広がり、それが映像とリンク。ワクワク感がまさに3分間の中に凝縮されているといった感じだ。
コンセプトカーでの再現とはいえ、この体験は2年に1度、この東京モーターショーでしか体験できない。ぜひこの機会にBOSEの魅力を味わってはいかがだろう。