新型ホンダ『シビック』(22日発表)には、新たに設計されたインターナビ・プレミアムクラブ対応の2DINサイズ純正ナビがラインナップされている。
このナビは、これまで『ストリーム』などに向けてラインナップされていた従来型の2DIN-HDDタイプ(HDD容量は20GB)に代わり、今後フルモデルチェンジやマイナーチェンジされる2DIN対応の車種にも採用が予定されている。シビック用はインパネ形状に合わせて前面が曲線を描いた専用品で、一見すると2DINタイプには見えない仕上がりとなっているのが特徴だ。
三菱電機製でHDD容量は30GB。通信はブルートゥースでの接続にも対応しており、ブルートゥース対応の携帯電話やアダプターを介せばワイヤレス接続が可能。通信による情報取得はもちろん、電話(音声通話)のハンズフリーにも対応する。
特筆すべきはその価格で、リアカメラ込みの価格は23万円、ハイブリッドMXBで25万円(ともに税抜き)となった。テレマティクス対応HDDナビとしては現状最も安価であるのはもちろんだが、リアカメラや地図更新もセットになっていることを考えれば、この価格は超バーゲンプライス。「純正カーナビは市販よりも割高」というのがこれまでの常識だったが、ホンダは今回、市販ナビが太刀打ちできない思い切った価格を打ち出してきた。