【D視点】BMW 3シリーズ…あこがれの優等生の素顔

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★信じるものを救うラグジュアリー

新型3シリーズには、最新のメカニズムあるいは最高級の装置が搭載されている。例えば軽量化のため、6気筒エンジンのヘッドカバーとクランクケースに、世界で始めて高価なマグネシウムとアルミ合金が採用された。

また、高速でも安全に曲がるために車速に応じてステアリングのギヤ比を可変するアクティブステアリングのシステムや、高速でのタイヤのバーストを避けるためのランフラットタイヤなどがあげられる。

安全のための、あるいはドライビングフィール向上のためのこれら装置を開発するには多大な時間を要するしコストもかかる。必然的にクルマの価額も高くなる。

富裕層にとっては、その人の生活レベルに相応しい立派な見栄えがあれば、商品の高価なことは気にならない。むしろ自己の立派さを表すものとして好ましい。安全に価値を認め、対価を払っている認識は無いようだ。

いっぽう現実のBMWユーザーは富裕層ばかりではなく、庶民の“少し”金持ちが憧れてユーザーになることも多い。これらの人は妥協しながら日々を送っているだけに、効率を無視したように安全を徹底するBMWのこだわりが、いっそう魅力的に映る。

ラグジュアリーカーは世界に多くが存在するが、「ラグジュアリー」と言う言葉には、このように特別な意味があるのだ。夢を追い求めるような……。

★期待通りの優等生
★衣の下の甲冑が見えた
★信じるものを救うラグジュアリー

《松井孝晏》

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